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光和精鉱では、安全で安心な低濃度PCB廃棄物の処理を目標に掲げているため、社内に情報公開ルームを設置しています。モニターや計器から現在の処理状況・環境モニタリングの数値を確認することが可能です。
また、作業風景は中継で確認できるので、作業を任せられそうか判断材料にできます。同施設では受入れ状況の確認もでき、待ち期間の目安にもなるでしょう。
処分方法 | ロータリーキルン式焼却炉 固定床炉 |
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処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
24(廃油のみ) 10t(粘性高くスラッジを含む物) |
処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
10t(汚染物のみ+金属くずt) 57t(電気機器、電線+金属くず) |
処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
- |
受け入れ可能時間 | 平日9:30〜16:00 |
実績に関する表記 | 年間約20万トン以上の処理実績(※) |
収集運搬可否 | × |
収集運搬対応地域 | - |
オンライン 相談可否 |
× |
※PCB廃棄物を含む各種廃棄物すべての処理実績。公式サイトより https://kowa-seiko.co.jp/feature/
光和精鉱では、契約前に廃棄物の先行サンプル分析を行っています。
荷物チェックの際に、先行サンプルと相違がないか、成分や熱量の確認をしています。
そして、処理工程でも排水・放流水・排ガスの測定を行い、環境保全に努めています。また、品質管理目的で、副産物を出荷する際には品位分析を行い、安全性を証明しています。
光和精鉱の処理設備では、塩化揮発法を採用しています。非鉄金属酸化物を含む粉体に、塩化カルシウムを加えることでペレット状に出来るという方法です。
同方法は、ロータリーキルンで加熱処理する際に非鉄金属は除去できるため、鉄金属と非鉄金属はそれぞれ製鉄原料と非鉄製錬原料として資源をリサイクルするのに役立ちます。
光和精鉱の処理設備なら小型から大型の電気器や低濃度PCB廃棄物は、サイズを問わず分解・解体し処理できます。
光和精鉱では、福岡県北九州市戸畑区に処理場があります。廃油・廃プラなどは燃料に活用しており、資源循環型社会の発展に貢献しています。
また、外部への埋立処分は一切していないので、処分後の周囲環境への影響を心配する必要がありません。
独自の塩化揮発法や処理設備の増強により、精度の高いリサイクルをなし得ているのが光和精鉱の強みです。
会社名 | 光和精鉱株式会社 |
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本社所在地 | 福岡県北九州市戸畑区大字中原46番93 |
支社・営業所 | 東京、大阪、福岡 |
無害化処理認定 | 大臣認定番号 平成30年第3号 |
主な事業内容 | 製鉄用のペレット等の製造、廃棄物処理 |
なんとなく近隣の産廃業者を選びがちですが、期限や予算組みを考えると、短期間で確実に処理を完了させられる可能性の高い事業者への依頼がおすすめです。
その指標として、処理能力の高い業者(グループ単位)上位3社(※1)をピックアップしました。低濃度PCB処理における「ビッグスリー企業」への依頼を視野に入れ、スムーズにPCBの廃棄を完了させてしまいましょう。
※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い