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引用元:富士クリーン
https://www.fujicl.com/works/pcb
富士クリーンでは、微量から低濃度のPCB廃油・絶縁油に汚染された廃棄物や、PCB汚染物を処理するために使用した汚染物の廃棄を取り扱っています。
いずれも1キログラムあたり5,000mg以下のPCB含有量の廃棄物を扱っています。専用タンクに入る廃PCBや汚染物はロータリーキルン炉、その他の入りきらない廃電気機器などは固定床炉で焼却されます。
処分方法 | ロータリーキルン・ストーカ炉 固定床炉 |
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処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
9.6キロリットル/日 |
処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
3.24t(汚染物+金属くず) 9.6t(電気機器、電線+金属くず) |
処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
- |
受け入れ可能時間 | 記載なし |
実績に関する表記 | 記載なし |
収集運搬可否 | ○ |
収集運搬対応地域 | 記載なし |
オンライン 相談可否 |
× |
富士クリーンではPCB廃棄物の濃度分析や測定を行っていません。分析及び測定を希望する場合は、分析会社を紹介してもらうことができます。
富士クリーンの中間処理施設は、香川県綾歌郡綾川町にあります。施設内にはPCB専用の保管庫があり、搬入された低濃度PCB廃棄物は一度庫内で保管されます。その後、抜油作業解体スペースにて、固定床炉に搬入できるサイズに解体したり、ロータリーキルン炉に自動投入できる容器に詰め替えたりする作業が行われます。
焼却炉で燃やされた後は、施設内にある加熱分離処理スペースで、配電機器のうち資源となるものだけリサイクルへと回されます。
富士クリーンでは、中間処理施設がある香川県綾歌郡綾川町内に、最終処分場も設けています。中間処理施設でリサイクルできなかったものは、220万立方メートルの埋立容量を誇る巨大な最終処分場で埋立処理されます。
場内には浸出水処理場があり、汚水を一定の基準まで浄化した後で、中間施設内で冷却水として再び利用されています。また、場内に溜まった雨水については、調整池に貯水された後清水にしてから放流するなど、徹底した環境保全体制で処理を施しているので安全です。
富士クリーンは、汚染土壌の浄化及び浄化土の販売、土壌汚染に関する工事や総合コンサルティング、低濃度PCB廃油の無害化や産業廃棄物の収集運搬など、多岐にわたる業務を展開しています。また、企業として環境への取り組みを行っており、ボランティア活動や地域の小学生を招いた体験学習など、環境と人を繋げる活動に尽力しています。
会社名 | 株式会社 富士クリーン |
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本社所在地 | 香川県 綾歌郡綾川町山田下2994-1 |
支社・営業所 | 香川、徳島 |
無害化処理認定 | 大臣認定番号 令和2年第5号 |
主な事業内容 | 汚染土壌の浄化および浄化土の販売 土壌汚染に関する総合コンサルティング 汚染土壌に係わる工事 低濃度PCB廃油の無害化処理 産業廃棄物の収集運搬業 |
なんとなく近隣の産廃業者を選びがちですが、期限や予算組みを考えると、短期間で確実に処理を完了させられる可能性の高い事業者への依頼がおすすめです。
その指標として、処理能力の高い業者(グループ単位)上位3社(※1)をピックアップしました。低濃度PCB処理における「ビッグスリー企業」への依頼を視野に入れ、スムーズにPCBの廃棄を完了させてしまいましょう。
引⽤元:オオノ開發 https://www.ohno-as.jp/frep/
全国
※日本各地に支店あり
(東京、大阪、福岡、愛媛)
引⽤元:クレハ環境 https://www.kurekan.co.jp/treatment/iwaki.html
北海道、東北、関東、東海
引⽤元:エコシステム秋田 https://www.dowa-eco.co.jp/EAK/pub
公式サイトに記載無し
※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い