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※日本シーガテック株式会社は、破産手続開始の決定を受けたことにより、法第15条の4の4第1項第2号に規定する環境省令で定める基準(廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則(昭和46年厚生省令第35号)第12条の12の17第8号(法第7条第5項第4号ロ))に適合しなくなったと認められるため、令和3年12月3日に認定取消。
引用元:環境省(https://www.env.go.jp/recycle/poly/facilities.html)
日本シーガテックは2015年12月に低濃度PCB処理の認定を取得した、土地浄化に関する業務を中心に行っている会社です。
低濃度PCBを処理する際は、RPH法を用いて処理します。
ダイオキシンが発生せず、排水も出ないため、非常に安全性の高い処理方法です。
処分方法 | 分解・洗浄(浄化絶縁油再充填加熱処理法) |
---|---|
処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
- |
処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
- |
処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
1.5台/日(1000リットル未満、4日で6台) 0.6台/日(1000リットル以上、5日で3台) |
受け入れ可能時間 | 記載なし |
実績に関する表記 | 記載なし |
収集運搬可否 | × |
収集運搬対応地域 | - |
オンライン 相談可否 |
× |
日本シーガテックのPCBおよび廃棄物の分析に関する情報はありませんでした。
日本シーガテックではRPH法を用いてPCB処理を行います。
RPH法には、以下の特徴があります。
大型機器は、浸漬洗浄に加え、再充填した浄化絶縁油を加熱しながら循環洗浄します。
上記を繰り返して、微量PCB汚染機器の浄化を行う内容となっています。
日本シーガテックのPCB処分では、PCB処理技術調査検討委員会(環境省が設置した委員会)より技術評価を受けたRPH法を採用しています。
金属Na脱塩素法によりPCBを分解除去し、浄化絶縁油とします。
比較的低温(120℃)・常圧で処理するため安全性が高く、洗浄に使用した絶縁油を浄化処理・再利用できる点が特徴です。
日本シーガテックは、2002年(平成14)に設立した土地浄化に関する業務を中心に行っている会社です。
ほぼすべての汚染物質に対応しており、世界で実証済みの工法(ISOTEC工法、テラサーモ工法、BSP工法、RPH法)を積極的に導入しています。
2015年(平成27年)に低濃度PCB処理の認定を取得しており、RPH法を用いた低濃度PCB無害化処理が可能となりました。
会社名 | 日本シーガテック株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区芝浦3丁目13-3 芝浦SECビル2階 |
支社・営業所 | 東京 |
無害化処理認定 | 大臣認定番号 平成27年第14号 |
主な事業内容 | 土地浄化に関連する業務 土工工事業 石工工事・舗装工事業 産業廃棄物(特別管理含む)収集・運搬・処理業 低濃度PCB無害化処理 |
なんとなく近隣の産廃業者を選びがちですが、期限や予算組みを考えると、短期間で確実に処理を完了させられる可能性の高い事業者への依頼がおすすめです。
その指標として、処理能力の高い業者(グループ単位)上位3社(※1)をピックアップしました。低濃度PCB処理における「ビッグスリー企業」への依頼を視野に入れ、スムーズにPCBの廃棄を完了させてしまいましょう。
引⽤元:オオノ開發 https://www.ohno-as.jp/frep/
全国
※日本各地に支店あり
(東京、大阪、福岡、愛媛)
引⽤元:クレハ環境 https://www.kurekan.co.jp/treatment/iwaki.html
北海道、東北、関東、東海
引⽤元:エコシステム秋田 https://www.dowa-eco.co.jp/EAK/pub
公式サイトに記載無し
※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い