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杉田建材で扱うPCB廃棄物は、トランス・コンデンサなどの電気機器から、トランス類・コンデンサ類・ブッシングなどの微量PCB汚染廃電気機器です。
さらに、ドラム缶や抜油済みのトランスなどの筐体、微量もしくは高濃度PCBの廃電気機器を処理したPCB処理物を取り扱いしています。各種無害化の処理は市原サーマルセンターにて行われています。
処分方法 | ストーカ式燃焼炉 固定床炉 |
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処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
24キロリットル/日 |
処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
10t(汚染物+金属くず) 48t(電気機器+金属くず) |
処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
- |
受け入れ可能時間 | 記載なし |
実績に関する表記 | 記載なし |
収集運搬可否 | ○ |
収集運搬対応地域 | 記載なし |
オンライン 相談可否 |
× |
杉田建材では、廃棄物の分析を必要に応じて行っています。有料となるケースもあるため、事前相談が必要です。見積もりは無料ですが、PCB廃棄物の詳しい濃度が分かっていないと算出できないので、見積もり依頼時に次いでに分析をお願いできるか確認しておくのがベストでしょう。
既に濃度が分かっている場合は、処理依頼確認書を記入するとメールで問合せが可能です。
杉田建材の市原サーマルセンターには、固定床炉とストーカー式炉があります。固定床炉では事前にコンテナに詰め替えされてある筐体や機器、プレスで受け入れやすくしたドラム缶、低濃度PCB廃油が焼却されます。
一方で、ストーカー式炉には、低濃度PCB汚染物や処理物が送られて焼却処理が行われます。焼却前に廃棄物の処理形態に応じて前処理作業があり、詰め替えやプレス作業はそれぞれ施設内にある専用の作業所にて実施されることになっています。
杉田建材の安定型最終処分場は、敷地面積21万平メートル、東京ドーム約4個分の許可容量513万平方メートルを有しています。広大な処理場では安全面を考慮し、受入・浸透水・地下水の検査が行われています。また、自主管理が厳しく行われているため、不適合物と判断された場合は一部もしくは全部持ち帰りになるなど管理体制が徹底されています。
杉田建材では、産業廃棄物処分業・一般貨物自動車運送事業・土木建築用骨材の製造や販売など多岐にわたる業務を行っています。
また、環境マネジメントとして、千葉の豊かな自然を保全するための活動に取り組んでいます。自社や周辺地域を緑化したり、美化活動を推進したりして、地域環境保全の重要性を認識し次世代へより良い地球環境の継承を目指しています。
会社名 | 杉田建材 株式会社 |
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本社所在地 | 千葉県市原市万田野26番地 |
支社・営業所 | 千葉 |
無害化処理認定 | 大臣認定番号 平成28年第5号 |
主な事業内容 | 産業廃棄物処分業、特別管理産業廃棄物処分業、一般廃棄物処分業、一般廃棄物収集運搬業、一般貨物自動車運送事業、砂・砂利、砕石等土木建築用骨材の製造及び販売、セメント販売及びセメント第二次製品の製造販売、土木建築工事の請負、石油類の販売等、損害保険取扱業務、土木測量業務、不動産の管理・賃貸・売買並びに斡旋、農業 他 |
なんとなく近隣の産廃業者を選びがちですが、期限や予算組みを考えると、短期間で確実に処理を完了させられる可能性の高い事業者への依頼がおすすめです。
その指標として、処理能力の高い業者(グループ単位)上位3社(※1)をピックアップしました。低濃度PCB処理における「ビッグスリー企業」への依頼を視野に入れ、スムーズにPCBの廃棄を完了させてしまいましょう。
※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い