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J&T環境は、低濃度から高濃度のPCB廃棄物まで、全ての処分に対応している会社です。JESCO北海道処理場・東京処理場の入門許可を取得しているため、高濃度PCB廃棄物も収集運搬が可能です。
また、低濃度PCB廃棄物に関しても、全国に協力会社のネットワークがあるため、排出場所や廃棄物の大きさに応じて適切な処理場へ運んでくれます。
処分方法 | 流動床ガス化溶融炉 |
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処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
81.6(微量PCB汚染絶縁油に係る廃棄物のみ) |
処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
不可 |
処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
- |
受け入れ可能時間 | 記載なし |
実績に関する表記 | 記載なし |
収集運搬可否 | × |
収集運搬対応地域 | - |
オンライン 相談可否 |
× |
J&T環境では、グループ会社もしくは協力会社によりPCB含有物かどうかの分析を行っています。また、全国にある営業所から現地へ赴き現地調査を行うことにより、安全面の対策を講じているのです。
その他の水・土壌中の物質濃度の計測においては、R/Dセンターで詳しい計量証明をしています。同社では安全面に配慮しリスクアセスメントを確立しているのが大きな特徴となっています。
J&T環境では、低濃度PCB廃棄物の処理を横浜エコクリーンで行っています。横浜エコクリーンのキルン・ストーカー炉を用い、低濃度PCB廃棄物を850度の高温で2秒以上加熱して毒性を消しています。
PCB濃度が100mg以下の微量のPCB廃棄物に対しては、東京臨海エコクリーンで処理を受付け中です。東京臨海エコクリーンは2018年8月に東京臨海リサイクルパワー株式会社とJ&T環境のグループ会社であるJEF環境株式会社が合併統合したことにより、新たに加わった処理場となります。
J&T環境でPCBを扱う処理場の横浜エコクリーンは神奈川県にあり、東京臨海エコクリーンは東京都にあります。地球温暖化への取り組みを行っており、グループ全体で地球温暖化対策会議を設置し、廃棄物のリデュースやリサイクルの推進をしています。また、創エネルギーにも取り組んでいて、横浜エコクリーンの廃棄物焼却時に出る排熱を利用して発電しています。
J&T環境では、リサイクル・ソリューション・総合物流・計量証明の4つの事業を行っています。また、社会貢献の取り組みとしてダイバーシティマネジメントを宣言しており、次世代育成支援対策や女性活躍推進のための活動をしています。
多様性を受け入れて、社員がもっと活躍して働けるようにさまざまな活動を通して支援しているのです。
会社名 | J&T環境株式会社 |
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本社所在地 | 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア東館9F |
支社・営業所 | 東京、北海道、宮城、神奈川、千葉、群馬、愛知、岡山、福岡、沖縄、広島 |
無害化処理認定 | 大臣認定番号 平成30年第9号 |
主な事業内容 | 総合資源化リサイクル事業 産業廃棄物処理事業、一般廃棄物処理受託事業、環境計量証明事業 総合物流事業 産業廃棄物収集運搬事業、一般廃棄物収集運搬事業、一般貨物運送事業 |
なんとなく近隣の産廃業者を選びがちですが、期限や予算組みを考えると、短期間で確実に処理を完了させられる可能性の高い事業者への依頼がおすすめです。
その指標として、処理能力の高い業者(グループ単位)上位3社(※1)をピックアップしました。低濃度PCB処理における「ビッグスリー企業」への依頼を視野に入れ、スムーズにPCBの廃棄を完了させてしまいましょう。
※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い