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三池製錬は、福岡県大牟田市に本社を置く産業廃棄物処理業及び酸化亜鉛製造業者です。
低濃度PCBの処理は亜鉛半溶鉱炉(MF炉)で焼却処理を行っています。焼却炉の温度は1400℃でPCB処理に必要な温度850℃をはるかに上回ります。焼却後に残る亜鉛と鉛はグループ会社でリサイクルされます。
低濃度PCBの処理能力は年間1万トンを誇り(※)、西日本県内だけでなく、全国にパートナーを拡大しています。
※参照元:道路構造物ジャーナルNET
処分方法 | 亜鉛半溶融炉(MF炉) |
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処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
不可 |
処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
30t(汚染物+金属くず) |
処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
- |
受け入れ可能時間 | 記載なし |
実績に関する表記 | 記載なし |
収集運搬可否 | × |
収集運搬対応地域 | - |
オンライン 相談可否 |
× |
三池製錬のPCBおよび廃棄物の分析に関する情報はありませんでした。
三池製錬の低濃度PCB廃棄物無害化設備は、熔錬工場にある亜鉛半溶鉱炉で、PCB汚染物及びPCB処理物を1日に30tを焼却処理することができます。
施設の亜鉛半溶鉱炉は1965年から使用されており、保管倉庫は最大100トン程度の保管が可能になります。西日本の大規模なPCB処理施設といえるでしょう。
三池製錬の低濃度PCB廃棄物処分は、長年の亜鉛精錬鉱滓処理技術で培った独自の亜鉛半溶鉱炉「MFプロセス」で焼却処分しています。
焼却温度は1400℃で低濃度PCBの無効化に十分すぎる温度であり、容易に低濃度PCBを無害化することが可能です。さらに、鉛等は精練原料としてグループ会社で再資源化を試みています。
三池製錬は、産業廃棄物処理業及び酸化亜鉛製造業を行っています。2006年にISO9001(品質マネジメント)、2005年にISO14001(環境マネジメント)を取得し、循環型社会に貢献できるようにリサイクル事業も行っています。
また、2007年にはOHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム) も取得し、労働者の安全にも配慮しています(公式サイトより)。
会社名 | 三池製錬 |
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本社所在地 | 福岡県大牟田市新開町2番地1 |
支社・営業所 | 公式ホームページに記載がありませんでした |
無害化処理認定 | 大臣認定番号 平成27年第9号 |
主な事業内容 | 産業廃棄物処理事業 酸化亜鉛製造業 |
なんとなく近隣の産廃業者を選びがちですが、期限や予算組みを考えると、短期間で確実に処理を完了させられる可能性の高い事業者への依頼がおすすめです。
その指標として、処理能力の高い業者(グループ単位)上位3社(※1)をピックアップしました。低濃度PCB処理における「ビッグスリー企業」への依頼を視野に入れ、スムーズにPCBの廃棄を完了させてしまいましょう。
引⽤元:オオノ開發 https://www.ohno-as.jp/frep/
全国
※日本各地に支店あり
(東京、大阪、福岡、愛媛)
引⽤元:クレハ環境 https://www.kurekan.co.jp/treatment/iwaki.html
北海道、東北、関東、東海
引⽤元:エコシステム秋田 https://www.dowa-eco.co.jp/EAK/pub
公式サイトに記載無し
※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い