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日本海環境サービスではPCB含有塗膜の分析やPCB廃棄物の収集・運搬、金属ナトリウム分散体法(SD法)による無害化処理などを行っています。また、変圧器の余寿命診断も行っており、変圧器内部の異常や劣化度などを診断可能です。
処分方法 | 金属ナトリウム分散体法(SD法) |
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処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
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処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
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処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
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受け入れ可能時間 | 記載なし |
実績に関する表記 | 記載なし |
収集運搬可否 | 〇 |
収集運搬対応地域 | 不明 |
オンライン 相談可否 |
× |
日本海環境サービスでは橋梁や洞門、排水機場・ダム・水門、タンク、船舶などのPCB含有塗膜分析を行っています。塗膜採取には乾式採取や湿式採取を採用。
また、日本海環境サービスでは課電洗浄終了判定のPCB分析も行っています。使用中の微量PCB汚染変圧器から抜油してから新油を注油し、90日間の通電後にPCB分析を実施。判定基準である0.3mg/kg以下であれば洗浄完了として扱われ、基準値を超えた場合はもう一度抜油から行います。
日本海環境サービスでは富山県富山市に絶縁油リサイクルセンターを設けています。絶縁油リサイクルセンターでは低濃度PCBを含む絶縁油の無害化処理を行っており、基本処理量は5kL/回としています。
なお、無害化処理方法には金属ナトリウム分散法(SD法)を採用しており、PCBを化学的に分解します。
日本海環境サービスでは金属ナトリウム分散法(SD法)によるPCB無害化処理を行っています。
金属ナトリウム分散法(SD法)はPCBを化学的に分解する方法であり、絶縁油にSD薬剤を添加し加温・撹拌することでPCBを分解します。金属ナトリウム分散法(SD法)では処理時に燃焼排ガスや排水が発生せず、ダイオキシン類の発生もないのが特徴。環境に配慮したPCB無害化処理が可能です。
日本海環境サービス株式会社は1992年に設立された会社です。富山県に本社を置き、環境調査や分析、微量PCB汚染トランスの課電自然循環洗浄処理、PCBの無害化処理、トランスの余寿命診断などを行っています。
PCBの無害化処理ではワンストップサービスを行っており、微量PCBを含有する絶縁油の抜油から収集運搬、分解処理はもちろん、新しい絶縁油の注入や課電洗浄終了判定のPCB分析まで一貫して対応しています。なお、PCBの無害化処理は富山県富山市にある絶縁油リサイクルセンターで行っており、平成15年5月より稼働を開始しています。
会社名 | 日本海環境サービス株式会社 |
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本社所在地 | 富山県富山市久方町2番54号 |
無害化処理認定 | 公式HPに記載なし |
主な事業内容 | 環境調査、環境分析、PCBの無害化処理 微量PCB汚染トランスの課電自然循環洗浄処理、トランスの余寿命診断等 |
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※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い