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クレハ環境は、宮城・東京・茨城・神奈川・愛知県の5カ所に事業所がある企業です。事業所が各地に点在しているので対応エリアが広く、北海道・東北・関東・東海地域の廃棄物を収集運搬しています。
また、自社内で全ての工程を完了でき、低濃度PCB廃棄物の調査から処理計画の立案、周囲の環境修復や無害化処理に至るまで全て任せられます。
処分方法 | ロータリーキルン式焼却炉 固定床炉 |
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処理能力: 廃油 及び低濃度PCB処理物(液状) 単位:キロリットル/日orトン |
43.2(混ぜ物なし、21.6*2炉) 10t(混ぜ物あり、5*2炉) |
処理能力: 汚染物 及び低濃度PCB処理物(固形) 単位:トン/日 |
80t(汚染物:50*2炉-超低濃度PCB20t) 40t(電気機器、電線) |
処理能力: 1基あたり抜油済み変圧器 単位:台/日 |
- |
受け入れ可能時間 | 記載なし |
実績に関する表記 | 記載なし |
収集運搬可否 | ○ |
収集運搬対応地域 | 北海道、東北、関東、東海 |
オンライン 相談可否 |
× |
クレハ環境では、企業が処理するPCB廃棄物のサンプルを採集した後、分析を行ったうえで処理方法を決めています。また、分析時には廃棄物を処理する時の大気や水質管理に加え、燃え殻の分析を行っています。処理前に安全の確保のための分析をするのはもちろんのこと、処理後も安全確認検査で危険性がないかを確認しています。
クレハ環境の処理設備は、廃棄物の処理と減量化ができる総合技術システムを採用しており、多種多様な廃棄物を混合燃焼させることが可能です。また、自社開発のプロセスにより、低濃度PCB廃棄物からでた排ガスを瞬間冷却し無害化できます。
処理過程で有害金属類を含んでいる廃棄物については、化学薬品で処理を行っています。さらに、温式排ガス処理設備とミストコットレルの組み合わせで、排水の中和・不溶化処理・脱水処理を行うなど安全対策を徹底しています。
クレハ環境では環境保全に努めており、新しい設備を導入し周辺生活環境へ配慮しています。リサイクルにも力を入れていて、破砕後のアルミ・鉄・不燃物を選別して再利用が可能です。処理施設は、福島県と神奈川県の2カ所にあります。また、運搬車のコンピュータ制御による集中管理方式で総合的な管理を行い、安全性向上に関する取り組みを強化しています。
クレハ環境では、廃棄物の収集運搬・解体に加え、環境修復事業や計量証明事業を行っています。また、設備・施設の総合エンジニアリングや総合コンサルティングなどのエンジニアリング関連の業務も展開しています。
社会貢献の活動としては、一般向けに本社に隣接する公園や交流ホール、展示スペースを開放し、地域の方々との触れあいを大切にしています。
会社名 | 株式会社クレハ環境 |
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本社所在地 | 福島県いわき市錦町四反田30番地 |
支社・営業所 | 宮城・東京・茨城・神奈川・愛知県 |
無害化処理認定 | 公式HPに記載なし |
主な事業内容 | 廃棄物関連 廃棄物の収集運搬・処分 廃棄物焼却施設の解体 環境修復事業 計量証明業 エンジニアリング関連 設備、施設の総合エンジニアリング 設備、施設の総合コンサルティング 機器、装置の設置に関する工事 廃棄物焼却施設等の環境関連施設の調査、設計、施工 |
なんとなく近隣の産廃業者を選びがちですが、期限や予算組みを考えると、短期間で確実に処理を完了させられる可能性の高い事業者への依頼がおすすめです。
その指標として、処理能力の高い業者(グループ単位)上位3社(※1)をピックアップしました。低濃度PCB処理における「ビッグスリー企業」への依頼を視野に入れ、スムーズにPCBの廃棄を完了させてしまいましょう。
※1 2021年3月時点、当サイト調べによる。PCB廃油・処理物の1日あたり処理量が最も多い企業およびグループ
※2 2021年3月時点、当サイト調べによる。処理場ひと施設あたりのPCB廃油・処理物の1日あたり処理能力が最も高い